公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会 編
定価:2,640円(税込)
ISBN 978-4-938866-70-9
A5判 151ページ
開業医は、経営の非専門家であり、コンサルタントがサポートしてくれるものの、それでも多くの経営の知識を要求される場面も多い。しかし、経営のすべてをマスターすることは困難だ。知っているようで実はよくわからない経営用語も多い。コンサルタントは、そんな院長からの素朴な質問をよく受ける。そんな質問こそ知っておくべき経営の本質であり、本書を活用してその本質を徹底的に押さえておきたい。
1.開業地のベストな環境とは?
2.クリニックの土地は取得と借地のどちらがよい?
3.予想患者層に合わせて開業資金を効果的に配分するには?
4.資金に余裕があれば面積は広いほうがよい?
5.開業時に必要な役所等への手続きとは?
6.標榜できる診療科名の決まりとは?
7.「療養担当規則」とレセプトとの関係とは?
8.「自己診療」・「自家診療」とは?
9.「社保」と「国保」の違いとは?
10.健康保険とは別の公費負担医療とは?
11.院内掲示物にはルールがある?
12.初診受付で保険証をコピーして保管してもよい?
13.親しい友人を診た場合でも一部負担金はもらうべき?
14.開業1年後の調査とは?
15.開業スタッフは何人くらい必要?
16.スタッフは経験者のほうがよい?
17.ICTを充実させれば受付・事務スタッフは不要?
18.最低限知っておかねばならないレセプトの知識は?
19.レセプト請求とカルテ記載の関係は?
20.電子カルテの内容をそのままレセプトとして請求可能?
21.クリニックと病院のレセプトとではどう違う?
22.標榜科目は複数のほうがよい?
23.高額の機器を導入したほうが経営にプラスになる?
24.院内処方と院外処方どちらがよいのか?
25.診療時間が長いほうが経営に有利?
26.キャッシュレスシステムを採用すべき?.
27.患者数に季節変動がある場合のよい対策とは?
28.個人経営から医療法人に変更するメリットは?
29.“配置医師”は引き受けるべき?
30.「出資持分あり」と「出資持分なし」の医療法人の違いとは?
31.開業したら可処分所得が思ったより少ないのはなぜ?
32.確定申告で経費を簡単に計算できないか?
33.小さな物品でも10万円以上では「固定資産」になる?
34.P/Lをどうしても理解しないといけないのか?
35.財務諸表で自院の経営状況を把握するには?
36.前年と収益が変わらないのに利益が減っている原因は?